長谷川人形

桃の節句/ひな祭り(3月3日)

桃の節句は五節句でいう「上巳(じょうし)の節句」といわれ、陰暦三月の最初の巳(み)の日のことを指します。古来には川のほとりに男女が集まり、災厄を祓う「上巳の祓い」という行事が行われていました。この上巳の祓いが、後の代には三月三日に行われるようになり、平安時代宮中のお人形遊びが自然に結びつき、今の雛祭りになったといわれています。

新古今雛(しんこきんびな)

長野県、諏訪市博物館に所蔵されている、江戸中期(1815年)江戸幕府老中松平定信の娘烈姫(清昌院)が婚姻の際に持参した雛人形は「清昌院のお雛様」と呼ばれ、精巧優美なお雛様は古今雛としては最高級と言われております。
そのお人形をもとに「優麗追憶の美」をコンセプトとして古き時代の良いものを現代に調和させ雰囲気を壊さず創り上げたのが「蘇童作 新古今雛」であります。
「新古今雛」の特徴は、通常のおひなさまの髪型「おすべらかし」ではなく忠実に再現された「割毛」を使用し、気品さを醸しだすお顔やおひなさまの頭の頂をきらびやかに飾る「純金鍍金・天冠」、そして袂には奈良時代からの伝統文様であり縁起のいい「京刺繍・宝尽くし柄」を施した一重により、とても気品のある雰囲気を醸し出しております。
またお内裏様のお着物は高貴な色合いの袴が見える「闕腋の袍(けってきのほう」を再現し、内着を纏い「金冠」を被る姿は高貴なかおりを漂わすお人形になっております。

※【新古今雛】は株式会社長谷川人形の登録商標です。     

闕腋の袍 金冠

京刺繍 宝尽くし柄

純金鍍金 天冠

京十番 新古今雛京刺繍 収納飾り(幅80cm)※台部収納箱

京七番 新古今雛京刺繍 親王飾り(幅105cm)

      

平安華雅雛(はなみやびひな)

「平安華雅雛」とは古典的な正絹袋帯のいい場所のみを3種類使用し切嵌め(きりばめ)技法を用いモダンな着物との調和にて大人感を表現。 お顔や木製の手、十二単など着物などの細部までこだわった名品です。

袋帯裁断パーツ

切嵌め(きりばめ)造り

京十番 平安華雅雛 袋帯切嵌め 親王飾り(幅75cm)

手まり雛ころろ

手まり雛「ころろ」に込めた想い さわってもいいんだよ お子様が、触れて抱きしめられる雛人形を作りたかった。 可愛らしいお人形に触れたくなる。 触れて抱きしめることで、大切にする。 「ころろ」は、名前の由来ともなったとおり、丸くて小さい手毬のような雛人形です。お子様の手のなかにすっぽりと収まるサイズで愛らしく、見る人を温かな気持ちにさせてくれます。

※『手まり雛ころろ』は株式会社長谷川人形の登録商標です。


お着物用の布地から、本格的な衣装着の雛人形と同じ製法でお仕立てをしています。
愛らしいお顔は、今では入手困難となっている大人気の頭師に、「ころろ」のためだけに作っていただきました。

手まり雛ころろ 紺桜 親王飾り(幅50cm)

手まり雛ころろ 白桜 親王飾り(幅50cm)

市松人形

いちまさん

「お迎え市松」ともいわれるお人形 母方の実家から届くお雛様を、父方のご実家からあらかじめ贈られている「市松人形」でお出迎えするという風習が行われています。「市松人形」はその子に降りかかってくるであろう難を身代わりに受けてくれる大切な厄除け人形です。 一生を守ってくれるお守りとして大切に願いをかけて片付けることなく一年を通して飾ってあげてください。

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